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金持ち大国や多国籍企業の都合で貸し付けられた途上国債務の帳消しを! 債務、世銀・IMF、ODA、南北問題など、翻訳モノを中心にテキトーにupします。

2024-04

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原発にまで「思いやり」!?
JBIC/NEXIが米国の原発新設に融資・保証を検討?


米国の反核団体、PSRとBeyond Nuclearが

(Physicians for Social Responsibility=社会的責任を果たす医師同盟
http://www.psr.org/
(Beyond Nuclear
http://www.beyondnuclear.org/

米国の原発新設に融資や保証を検討していると噂されているJBICやNEXIに対し、「そんな見返りの見込めない危険な融資はおやめなさい」というレターを提出しようとしています。

JBICやNEXIは途上国へのODAという名前で行われた途上国への融資や保証は、G7(8)で債務帳消しが国際的に認められるまで「なにがあっても返せ!」エイエイ、ギリギリ(←締め付ける音)という態度をとりつつ、

一方で、”ミャンマー”軍事政権とかには「いいですよ、返せるときで」みたいな態度もとるので、米国だったら「返せなくても貸します。いいですよ、返せなくても」になりかねない気がする・・。

このブログの趣旨にぴったりじゃん!・・じゃなくて、そーゆー理不尽なカネなら返さんは許さん、というか、最初から貸すな、というのがこのブログの趣旨なのだ。

大分で日米(だけじゃなく世界も!)つないで平和活動に邁進されてるSさんが要請書の翻訳を手伝って(とゆーかほぼやって!)くださいました。
どうもありがとうございます!

申し入れ書原文
ダウンロード(doc)

いつもどおり転載の場合は原文と照らし合わせて各自の責任で
よろしくー。
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紆余曲折の上、再開が決定。

建国百年記念日(2011.10.10)までになんとか商業運転開始を!と作業が進められてきた台湾第四原発(龍門プロジェクト)で3月31日、火災が発生。

第一号機中央制御室のほとんどが焼失するという大事故でしたが、6月に週刊誌がすっぱ抜くまでこの事故は内密にされていたようです。

制御室ですから、万一運転中にこんな事故が起こったら・・と考えるとぞっとします。

スクープした雑誌のウェブ記事。

http://next.1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=Article&ArtID=32573805&IssueID=472

私が最初に見たときは1ページ目は無料で(2ページ目からは有料)焼け焦げたケーブル(コンデンサー?)とコントロール室の写真も見られたんですが、今再度チェックしたら1p目から有料になってる!

そこで中国語ペラペラの友人Iさんに関連記事を探し出して翻訳してもらいました。

ご本人曰く「なんちゃって訳」だそうですので、いつものことながら転載される場合は
原文と照らし合わせて各自の責任でお願いいたします。

原文
環境資訊中心
「核四走火 原能會說法環團傻眼」

http://e-info.org.tw/node/56376

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第四原発での発火事故
原子力委員会の回答に環境団体もあきれる

立報2010年6月11日

「一号機メインコントロール室が真っ黒に焼ける」という報道がなされた。

来年から商業運転を予定しているが、安全面では非常に心配。

事故の情報はすぐには公表されなかった。

安全の問題で10日に、国会議員と環境団体が記者会見を開き、稼動前に国際的な検収会社に検査を依頼するべきだと主張した。
ブラジルの神学者で解放の神学の提唱者
レオナルド・ボフ

がコチャバンバ気候変動と地球の権利民衆会議について論考を書いています。

とってもわかりやすくて優しい感じがする文章です。

コチャバンバ会議にずっと関心があった人には
目新しい内容があるわけではないですが、ボフさんが書いているのというので
ちょっとうれしいわたし。


スペ語原文は
http://www.servicioskoinonia.org/boff/articulo.php?num=378
英語訳は
http://other-news.info/index.php?p=3395

いつもどおり勝手訳ですので
転載引用の場合は原文に当たった上でそれぞれの方の責任で
お願いします。
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レオナルド・ボフ 「民衆の気候変動世界会議」


周知の通り、気候変動に関する国家間の世界会議が2009年12月コペンハーゲンで開催された。そこでは合意達成ができなかったが、それはこの会議が「生態系のロジック」ではなく「資本のロジック」で牛耳られていたからだ。
ボツ原稿シリーズ2(笑)

コペンハーゲンでは、気候変動が本当に多くの人(途上国の人だけではないと思います)の生き死にの問題なのだ!という切迫感が伝わってきました。

小島嶼国やアフリカ代表の言動にもそれを感じますが、残念ながら先進国首脳や日本のマスコミにはその切迫感が伝わらなかったようです。

バングラデシュも気候変動による天災の被害を大きく受けている国のひとつです。

同国のバングラデシュ平等と正義活動グループ(EquityBD)は、特に気候変動により
移住を余儀なくされた人たちの権利の問題や、気候変動資金が世界銀行経由で供与されることの問題点を強く主張しています。

クリマフォーラムではこのEquityBD主催で「気候変動による強制移住者の保障された地位を求めるフォーラム」が開催されました。

ちなみに「気候難民」という言い方もよくされますが、EquityBDは現在の「難民」の法的な認定のされ方や扱われ方から考えて、あえてこの言葉は使わないそうです。

(同じテーマで活動している別の国(?)の活動家は、逆にあえて”気候難民”という言葉を使う、と言ってました。)

そのフォーラムで、Oxfam New Zealandの人が

「太平洋エリアで気候変動の被害を受けるとされる人は5千万人。
アフリカやアジアと比べると数は小さいかもしれない。
しかし、数の問題ではない、一人ひとりの命の問題だ。

”移住”と簡単に言うが、本当に本当に大変なことだ。

それまで住んでいた土地とのつながりが断ち切られる。
文化を失うことだ。

本当に人の生そのものが破壊されかねない。

「移住すればいい」という問題ではない。

移住しなくてすむように、移住しなくてはならなくなる前にどうにかしなければいけない。

よく、海水面が上昇して島が沈むから移住、というが、その前に生態系の変化によって飲み水が得られなくなって島を捨てるという可能性の方が大きい。

サイクロンでもたくさんの被害が出ている。

移住は本当に悲惨で、金で換算できるものではないが、かかる費用も莫大だ。

その資金援助などほとんどどこからも来ない。

本国は金がない、国際的ドナーもほとんど金を出してくれない。

わずかにNGOを通した援助くらい。」

という話をされていました。

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気候変動による強制移住:
彼らの尊厳を保障するために新議定書で法的地位認定を


バングラデシュ平等と正義活動グループ(EquityBD)
2009年12月

前文
強制移住は、気候変動のもっとも大きな影響のひとつである。

1990年のIPCC第一回評価レポート(IPCC AR1)は2050年までに1億5千万人が移住を余儀なくされると予測している。
ボツ原稿シリーズ1(笑)

2009年12月、クリマフォーラム(コペンハーゲンのCOP15気候変動交渉の市民側パラレルアクション)で行われた気候債務に関する市民フォーラムの、ジュビリーサウスからの報告です。

ナオミ・クラインといった西側でも有名どころの発言はDemocracy Now!なんかでも取り上げられてますが、それ以外にもいい発言がたくさんあったんですよ・・・って、そういうならレポート書けよ・・・。

債務問題のキャンペーナーは、「気候債務の”賠償”」という言い方をします。
”返済”と言い方はしません。

それはどうせ”返済”しきれる額ではないからだそうです。

テーマにもなっている「エコロジカル・デット民衆法廷」ですが、2010年中の開催と言われていますが詳細は未定です。

12月のメキシコ・カンクンのCOP16で最初の証言集会が行われる・・かも?
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社会運動は気候債務の賠償を求める

(「「エコロジカル・デット(生態系債務)と気候正義に関する民衆法廷」報告」

ラウラ・ヤネジャ(ジュビリーサウス)
2009年12月11日コペンハーゲン

ベラ・センター(COP15交渉公式会場)とクリマフォーラム(市民団体や社会運動が議論とジョイント・アクションのために集まっているパラレルアクション会場)の距離は電車でわずか20分。

しかし気候変動問題に対するスタンスははるかに遠くへだっているようだ。

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