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金持ち大国や多国籍企業の都合で貸し付けられた途上国債務の帳消しを! 債務、世銀・IMF、ODA、南北問題など、翻訳モノを中心にテキトーにupします。

2024-11

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Business InsiderジャーナリストJoe Weisenthalさんの現地レポートの続きです。

今回は写真少なくてつまらないので、Joeさんのアクアポリス訪問写真でも見てください。

http://www.businessinsider.com/the-acropolis-2012-6#my-journey-starts-in-syntagma-square-in-the-center-of-athens-its-blazing-hot-and-incredibly-bright-1

ガイドをしてくれたコンピュータ・エンジニアのジョンさんはオーストラリア移住を考えているそうです。
入場料12ユーロをJoeさんが払うというのを頑として受け付けなかったそうです。
Joeさんによると、これまで滞在中、彼が払う、おごるというのを受け入れる人は誰もいなかったと。

ギリシャ人の矜持なのですね。


滞在最初の24時間でもっとも驚いた二つのこと
http://www.businessinsider.com/greece-surprises-2012-6?utm_source=twbutton&utm_medium=social&utm_campaign=international
6月14日

(ギリシャ・アテネ) アテネに着いて24時間たった。これまで今のギリシャの状況に関して二つのことに驚かされた。

まず、ギリシャがユーロ圏から抜けようとしていると思っている人に一人も出会わなかった。

欧州が第三次世界大戦の際に立たされてると思っている昨日のタクシーの運ちゃんから、マーケットのトレーダー、ジャーナリストに至るまで誰も。

誰も本当にそんなことが起こると思っていない、そしてどうやらこれは、ほとんど誰もそんなことが起こるのを望んでないという事実から来てるようだ。

ギリシャの急進左翼から右翼に至るまで、ギリシャのユーロ離脱は大災厄となるだろう、なんとか避けたいと思っている。

もうひとつ驚いたのは(振り返って見れば驚くこともないのかもしれないが)、人々が自国の政府、汚職、税金逃れ、官僚主義を激しく批判する一方で、ユーロ圏の構造をそれほどは非難していないことだ。

これはかなり広範な人々、学生から専門家に至るまで当てはまる。

国際金融界隈ではドイツやユーロ圏の構造の不備に関する言説が多数飛び交っているが(ギリシャは自国で通過を刷れない、などなど)、一方で、ギリシャ人は自分たちのリーダーには怒り心頭に達している。
そして債務は腐敗した社会システムの副産物だと思っている。

ユーロ圏を抜けて自国通貨を印刷すれば問題が解決するという見方に対して懐疑的なのはこのためだ。腐敗が問題となっているときに、通貨を変えてもなんの解決にもならないからだ。

その当然の結果として、(昨日の「黄金の夜明け」支持者のような)原理主義者以外では、メルケルへの嫌悪はあまり聞かなかった。
人々は、彼女はドイツ人にとって一番いいと思うことを彼女の仕事としてやっていると思っているようだ。
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