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金持ち大国や多国籍企業の都合で貸し付けられた途上国債務の帳消しを! 債務、世銀・IMF、ODA、南北問題など、翻訳モノを中心にテキトーにupします。

2024-11

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今回も写真がないので、かつてはニューヨークの5thアベニュー、東京の銀座と並んで世界で10番目に高価なショッピング街と称されたEromou Sreetの今の様子をご覧ください。

しまってる店は落書きだらけ、二階から上は廃墟、ナイキなど開いている店も閑古鳥、です。
http://www.businessinsider.com/ermou-street-in-athens-greece-2012-6#even-the-windows-have-been-tagged-with-graffiti-3

ちょっと日付が前後してしまいましたが、6月13日付の記事です。

経済危機、社会不安が強まると、ネオナチ、排外主義的勢力が強まるのはいずこも同じ。

ただこの「黄金の夜明け」サポーターさん、「党が非合法化されるだろうから投票しなかった」ってところがコワモテなんだか軟弱なんだか・・・。

このサポーターさんがいうこと、Joeさんが言うほど荒唐無稽とも思えないけど、それで「黄金の夜明け」支持になっちゃうところが困るなあ・・


100%ネオナチ支持者との対話 - 「ギリシャはシオニストの陰謀の犠牲者」

http://www.businessinsider.com/golden-dawn-supporter-2012-6
6月13日

(ギリシャ、アテネ) - このギリシャ訪問で見極めたかった問いのひとつは、なぜ先の選挙で7%もの人々が(基本的に)ネオナチの「黄金の夜明け」に投票したかだ。

他にも選択肢は山とあるのに、なぜ「黄金の夜明け」?

最初にこの疑問を問いただしたのはタクシーの運ちゃん。

彼は、自分の友達は「黄金の夜明け」に入れたけどこれは純粋に怒りと抵抗の気持ちからだった、と言った。
そして、この党の広報担当がTVの生放送で女性を殴った事件のせいで、日曜日の選挙では支持ががっくり減るだろう、と予測した。

しかし、この政党の支持者のすべてが単に前政権への抵抗だけで投票したわけではないようだ・・

今、シンタグマ広場にいる(テレビに映る大きなデモはたいていここ)。

保守・新民主党はすばらしい大テントを立ち上げ(その中に大画面TVが置いてある)、来る人は日陰でサッカーが楽しめる。

ちょうどヨーロッパ・カップがあってるので、アントニオ・サマラス党首の顔写真が並ぶ中で人々がサッカーを見るように仕向けることができる。

この策にはまって支持政党を変える人がこのテントの中にいないかと探ってみた。

最初に話しかけたクリストス(と名乗っていたが、おそらく本当の名ではないだろう)は、自分は新民主も左翼SYRIZAも絶対に支持しない、あいつらは同じ穴の狢だと言う。

同じ?ほとんどの人は彼らは正反対だと思ってますよ?

クリストスが言うには「いや、あいつらはおんなじさ」同じ”世界的な政治的シオニズム路線”なのだそうだ。

彼によると「米国で偽の金を印刷するシステム」。これで銀行の代弁者になるように政治家を買収するのだ。

いわゆる、あの手の陰謀論者の一人だった。

彼は“自分は100%「黄金の夜明け」支持者だが、投票の結果なにかあるとしたらこの党は非合法になるだろうから投票しなかった。”

彼の主張は首尾一貫していなかったが、大体こんな風だ:

「世界のシオニスト”クレプトクラシー”(これには新民主、SYRIZA、ゴールドマン・サックスが含まれ、アンジェラ・マルケルはシオニストの操り人形だ)は、銀行家のために国々を債務漬けにしようと画策している。」

奴らはどこの国も自国通貨に戻ってほしくない。そしてギリシャを最初に血祭りに上げるのは理由がある。
「メルケルは名高い国を見せしめにしたいのさ。」

クリストス(65)は、あいつらはどの国を犠牲者にしてもいいのだが、ギリシャがよく知られていて豊かな歴史を持っているので、たとえば破産の淵にあるポルトガルなどを犠牲にするよりも、もっと大々的に自分たちのメッセージを世界に伝えることができる。

ゴールドマンサックスの役割に関して、彼はいかにゴールドマンサックスがギリシャを永久に債務付けにし、それによって海外の勢力がギリシャの豊かな天然ガスや鉱物資源を食い物にできるようにお膳立てしてるか説明した。

「ゴールドマンサックスの正体なんか誰でも知っている」と彼は言い放った。

最後に彼は、ドイツがギリシャに対して負う第二次大戦の賠償金を全部払えば、ギリシャは今の債務を4倍にして返せるのだと主張した。しかし、ギリシャの政治家はこれをしない、ドイツのエンジニアリング企業シーメンスに買収されているからだと言う。

ということだ。抵抗の印で「黄金の夜明け」を支持する人もいる、単に暴力的なフーリガンもいる。そしてギリシャから本当の通貨を奪い、債務漬けにしようというシオニストの世界的陰謀を信じる人もいる。
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