金持ち大国や多国籍企業の都合で貸し付けられた途上国債務の帳消しを!
債務、世銀・IMF、ODA、南北問題など、翻訳モノを中心にテキトーにupします。
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久しぶりの更新です。
おなじみCADTMのエリックさんから、エクアドルの債務監査委員会の進展状況報告が入ってきました。エリックさん、相変わらず忙しそうですね・・。 ***************** ラファエル・コレア、エクアドル債務監査委員会の活動を積極的に後押し エリック・トゥーサン (原文はここ Rafael Correa actively supports the ongoing work of Ecuador’s debt audit commission) CAIC(公的債務の総合監査委員会)において2008年2月10日から23日、2週間の集中作業期間が設定され、CAICの10人のエクアドル側委員(注1)、6人の海外代表(注2)が現行の債務監査をさらに進展させるべく必死で働いた。 PR
(今後、情報が入り次第追加していきます)
フィリピンの下院が「疑わしい融資に対する利子返済拒否」の特別条項付き2008年度予算案を通過させるという快挙を成し遂げました! そこで現在のフィリピンの債務状況について概観したいと思います。 「フィリピンの債務」というと、マルコス独裁体制下の債務がすぐ思い浮かびます。 ・1965年、マルコスの大統領就任前は10億ドルもなかった国家債務が、彼がピーピルズ・パワーで政権の座を追われた1986年には約280億ドルに達していました。 ・そこには日本からの5000億円の円借款も含まれています。 ・その中には、汚職にまみれ、かつ、国民のニーズと何の関係もなかったプロジェクトが多数ありました。
フィリピン国会の下院は、11月12日、疑わしい債務の利子返済を拒否する次年度予算案を可決しました。
その「疑わしい債務」には、日本のODAとして供与された5件の円借款も含まれています。また、2件は世界銀行、1件はマルコス時代の債務なので、当然日本も関係します。 予算案はこのあと、上院の決議待ちなので実際に施行されるかわかりません(そして上院は大体、体制・資本家よりらしい)が、ともかくも一つの国の国会が、12件の債務を「不当だ」と公式に断定したのはすごいことだと思います。 本当は現在のフィリピンの債務状況を解説する文章を付けてから載せたかったんですが、そうするといつまでも載せられないようなので、先にフィリピンの債務キャンペーンのプレスリリースを載せます。 FDCは来年で創立20年を迎える(つまり、20年間債務と闘い続けている)フィリピンの運動体です。 原文 FDC・ホームページ
ジュビリーサウスも、ムシャラフ政権に対する抗議の声明を出しており、賛同も募集しています。
もし、2007年11月14日までにこのサイトを見て、賛同して下さる団体・個人は14日くらいまでにgerry@jsouth.orgに送って下さい。 文面は I endorse your statement on Pakistan. 団体名(国名)あるいは氏名(所属ならびに/あるいは国名)でいいと思います。 CADTMによる非難声明 http://writeoff.blog.shinobi.jp/Entry/15/ 「アタックこうとう」の説明 もお読み下さい。 ーーーーーーーーーーーーーー
CADTMがパキスタン情勢に関して、ムシャラフ政権を支え続けた”ドナー”達を非難する声明をだしました。
このように独裁体制とそれを支えてきた大国からの支援を述べた文章の中では大抵非難されるのは米国ですが、特にアジアの国は米国の方針に従って日本が多くの”援助”を送ってきた国があり、パキスタンはその典型的例です。 2001年の911テロの直後から、日本政府はパリクラブに対してパキスタンの債務繰り延べを提言してきました。ご存じのように債務救済に後ろ向きな日本が前向きになるのは対米追従の場合がほとんどです。これも「テロとの戦いに協力するムシャラフ体制にご褒美を」というところでしょう。 2001年12月14日に発表されたパリクラブでの債務繰り延べ額の百二十五億ドルのうち日本の債権は約四割を占めています。 「パリクラブは1~2年の短期的な繰り延べに応じるのが通常で、長期繰り延べの容認は異例の措置」とのことです。 このほか、911テロ直後にはパキスタンへの緊急経済支援を発表しています。 ◎パキスタン及びインドに対する緊急の経済支援 2001年9月21日 http://www.kantei.go.jp/jp/tyokan/koizumi/2001/0921comment.html ◎対パキスタン緊急経済支援 2001年9月19日 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/pakistan/kinkyushien.html 「アタックこうとう」のサイトにもっと詳しい説明があります。 原文:CADTMサイト http://www.cadtm.org/spip.php?article2927 |
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